よくある状況
会社の仕事が終わったあと、夜にひとりで手を動かしている時間がいちばん楽しい。文章を書くこと、ものを作ること、人の相談に乗ること。何かしらの「好き」や「得意」があって、それを仕事にできたらと考えたことがある方は多いのではないでしょうか。
一方で、毎月決まった日に給料が振り込まれる安心も、よく分かっています。家族の顔が浮かぶこともあります。独立したい気持ちと、踏み出す不安。どちらも本当の気持ちで、どちらかを打ち消すことができません。
まずは副業から始めてみようかと考えても、何から手をつければいいのか、時間をどう作るのか、本業に響かないかと、考えることが次々に出てきます。気づけば、調べものの履歴だけが増えていきます。
「いつか独立したい」と言い続けて何年も経ち、そんな自分に少しうんざりしている。そんな方もいるかもしれません。
反対に、すでに副業を少し始めていて、手応えも感じている。それでも「本業を辞めるほどなのか」と考えると、決めきれない。踏み出す手前で迷う方もいれば、半歩踏み出したところで迷う方もいます。どちらの迷いも、自分の働き方を真剣に考えているからこそのものです。
迷いが続く理由
「独立するか、しないか」の大きな問いだけを見ている
独立という言葉は、とても大きな決断のように響きます。会社を辞めるか、続けるか。その大きな問いだけを見つめていると、どちらを選んでも失うものが大きく見えて、決められなくなります。実際には、副業として小さく試す、期間を区切って準備する、今は会社員を続けると決めるなど、選び方はいくつもあります。
不安の中身がまだ言葉になっていない
「不安」とひとことで言っても、その中身は人によって違います。収入のこと、周りからどう見られるか、自分に本当にできるのか、うまくいかなかったら戻れないのではないか。ぼんやりした不安は、ひとかたまりのまま大きく感じられます。一つずつ分けて見ていくと、今考えておきたいことと、まだ先でいいことが見えてきます。
「なぜ独立したいのか」が自分でもはっきりしない
自由に働きたい、自分の力を試したい、今の環境から離れたい。独立したい理由は、ひとつではないことが多いものです。その理由が自分でも整理できていないと、独立という手段が、本当に自分の望みに合っているのかを確かめられません。今の職場で叶えられることと、独立しなければ叶えられないことを分けてみると、見え方が変わることがあります。
周りの声が大きく聞こえる
「もったいない」「今の時代なら独立したほうがいい」。家族や友人、SNSで見かける誰かの言葉は、どれも一理あるように聞こえます。けれど、その道を実際に歩くのは、ほかの誰でもなくあなた自身です。周りの声を聞くことと、自分で決めることは、分けて考えてよいものです。
コーチングで扱うこと
コーチングでは、独立や副業を勧めることも、止めることもしません。踏み出すかどうかを決めるのは、あなた自身です。セッションでは、独立したいという気持ちの奥にあるものと、不安の中身を、一つずつ言葉にしていきます。
たとえば、こんな問いを扱います。
独立したら手に入ると思っているものは、何ですか。それは今の働き方では手に入らないものでしょうか。
不安に感じていることを書き出すとしたら、いちばん上にくるのは何ですか。
一年後の自分が「やってみてよかった」と思えるとしたら、それはどんな一歩ですか。
考えが整理できてきたら、次のセッションまでにできる一歩を、無理のない大きさで決めます。すでに独立している人に話を聞いてみる、週末の半日だけ試してみる、といったことで十分です。やってみて感じたことを次のセッションで振り返りながら、自分に合った進み方を確かめていきます。
なお、税金や社会保険、勤め先の就業規則といった手続き面の判断は、それぞれの専門家や勤め先にご確認ください。コーチングで扱うのは、あなたがどうしたいのか、という部分です。
想定シナリオ
独立したい気持ちはあるが、踏み出すか決められない
状況:会社員として働きながら、得意なことを仕事にしたいという思いを何年も持ち続けている。副業を始めようとしては、時間のなさや収入への不安から先送りにしている。
コーチングで扱うこと:独立したい理由と、不安に感じていることを分けて書き出す。結論を急がず、副業として小さく試すことや、今は会社員を続けることも含めて選択肢を並べ、試す一歩を本人が決める。
目指す状態:大きな決断を一度に迫られるのではなく、自分のペースで試しながら、踏み出すかどうかを自分の言葉で選べる状態。
よくある状況を想定したシナリオで、実在の方の事例や支援実績ではありません。
まずは無料体験で
独立も副業もまだ考え始めたばかり、という段階でも大丈夫です。無料体験コーチング(60分)で、今の気持ちと不安を一緒に整理してみませんか。進め方が合うかを確かめたうえで、続けるかどうかをご自身で決めてください。体験のあとに、その場でお申し込みを決めていただく必要はありません。